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10.4.9
 

 特産品が人気!!ーー小笠原村

   「レモンカード」と「パッションカード」


 小笠原で人気の「小笠原レモン」母島産
 
新たな「特産品」へ期待---小笠原レモン・パッション 
                                                                   
                                      
                                                   【小笠原産パッション】



 小笠原のレモンを使った「小笠原レモンカード」と「パッションカード」などが今本土でブームになっているという。小笠原母島の折田農園で作られている「小笠原レモン」は、輸入品などで叫ばれているポストハーペストの危険性が皆無の上に、極めて美味な小笠原のレモン。無農薬で、しかも完熟してからもぎ取るという、いまどき何とも贅沢な栽培法である。もぎたては青いが、次第に黄色に変わる。完熟なので実が丸くて大きく、一個を擦ればコップ半分以上にもなる。ビタミンCも豊富。

そのレモンを使った小笠原村の特産品として売り出している「小笠原レモンカード」と「パッションカード」が、若い女性や主婦層の間で人気を集め始めている。添加物を使っておらず、安全性に優れているのが大きな特長という。

 製造者の山縣敬子さん(59)は、10年前からレモンを使って手づくりの「レモンカード」や「パッションカード」、「ジュース」も商品化している。折田農園の折田一夫さん(62)は「小笠原の特産品としてパッション・フルーツやマンゴなども人気があるが、亜熱帯の気候風土に適した作物として小笠原産の「レモン」や「マンゴは、これらにも増して地元の産品として有望だ」と話す。

 「小笠原レモンカード」と「パッションカード」は、数年前からニューヨークに本店を持つあの高級スーパー「ディーン&デルーカ・JAPAN」のミッドタウン六本木店や品川アトレ店、八重洲店など数店舗に加えて「東京アイランド(港区・竹芝)」のほか、有楽町にある「ふるさと館」、などで販売したところ、中高年者を中心に売れ行きを伸ばしており、新たな「名産品」に関係者の期待がかかる。 

 3月に友人と2人で小笠原に旅行に来た都内中野区の住む観光客の女性(23)は「小笠原へ来た記念にとレモンカードとパッションカードを試食してとても美味しかったので買った。残念ながら、小笠原レモンは無かったので家に帰ってから注文して買おうと思っている」と話す。
 
 また、観光船(おりえんとぶぃなす)できた女性(茨城在住・(57)は「以前、小笠原へ旅行でいった友人からたレモンカードをお土産でもらって美味しかったので、今回どうしても買おうと思っていた。家の分や友達の分までまとめて買ってみた。宅配も出来ると言われたのでジャムやジースも一緒に買ってみました。

 本土から千キロ離れた小笠原は、輸送手段は六日に一度の25時間半かかる定期船「おがさわら丸」だけ。小笠原で収穫される日持ちのしない作物や、果実は商品化するにはかなり限界があり難しいが、その点、収穫してから約二週間は楽に持つレモンは、出荷作物としては理想的である。大量生産ができないが五百グラム入り「レモンカード」は、地元では一瓶650円。小笠原の味と香りを求めて買っていく観光客が結構いるという。

  

 ◎お問い合わせ・注文は
      カード・バウンティ・ラボ小笠原   電話 04998-2-3412
      レモン・折田農園           
電話 04998-3-2082

   レモンカード

 レモン(小笠原産)果汁(すりおろした皮)にバター、卵、砂糖(グラニュー糖)等を混ぜて、クリーム状に仕上げたもの。

 スコーン、トーストにつけたり、ヨーグルトに入れたりして使います。レモンとバターで作る料理にも使える。例えば、サーモンのソテー、レモンバター風味など。
-2010,4,9-----------------------------------------------------------------------


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