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NEw (2007年3月15日 )  

 小笠原村予算特別委員会

  違法発注か? 村が300万---業務委託費

 15日行われた2日目の小笠原村予算特別委員会で、正規な手続きを経ないまま 2006年度分に引き続き07年度にも、村の単独予算として島内の某旅行業者に情報収集やマネジメント、資料の取りまとめなどの業務を、委託費として300万円が計上されていたことが櫛田真昭議員=写真・上=の質問で明らかになった。

 同日の予算委員会では、櫛田議員が「村の入札資格業者登録されていない島内の某旅行業者に発注するなど、正規の手続きを経ないで来年度も変わらず300万円の予算を計上しているが、そうだとしたら、19年度予算に計上された委託費は認めることは出来ない。業者登録資格がされていなかったらどうなるのか。談合やお手盛りに結びつくのではないのか」などと、追及の手を緩めなかった。

 これに対し、村は(今野産業観光課長)「島のいくつかの団体に相談していたが、ボリームのある作業なので(エコ・ツー推進に)過去に関わった業者に頼んだ。18年度は、すでに300万で契約し予算が執行されている。19年度も引き続き同額の予算を計上している。業者登録については確認はしていなかった」としたうえで、「適切でなかった。今後、適切に執行できるようにしたい。お詫びします」と述べ、違法発注を認めた。

 森下村長は「私は公正・公平が旨としている。改めて担当から聞く。来年度の予算執行は、自ら取り下げられないので、宜しく審議を----」と述べるに止まった。しかし、村長が進めている、「小笠原観光団体統合」の問題を追及されている真っ最中だけに、今回のこの問題は執行部にとっては痛手だ。

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