NEw (07.06.22)
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東京都小笠原村父島のお祭り広場で21日、電気の照明を消し、地球環境について考える「
NATIVE(ネイティブ) ライフ小笠原」(実行委員会主催)が島民約60名が参加して開かれた。同広場では、ロウソクをともしたロウソク立てを置き、柔らかな光を演出。このほか、小笠原の小学1年から4年生の元気な子どもたち24名が、ウクレレの演奏をバックに「南の国のハメハメハ大王」を大きな声で歌うなど、趣向に富んだ催しを楽しんだ。
同夜のイベントには、影絵やアンプラグドコンサートのほか、「星空観測会」があり、呼びかけ人の清水良一さんが「動物の生息域の変化など、地球温暖化の影響を感じることが多くなった。環境問題を考えてほしい」と地球環境保護の大切さを訪れた人に訴えた。
午後8時の時報とともに小笠原村の照明が消され、キャンドルの灯がともると参加した島民から大きな歓声が上がった。
この催しの“100万人のキャンドルナイト”は「電気を消して、スローな夜を」をテーマに,静かな夜を過ごして温暖化防止などに役立てようと2003年6月から始まった全国的な運動。毎年夏至と冬至の夜に、2時間だけ実施する。小笠原村では2004年から始まり、今年で4回目。
親子ずれで参加した島民の一人は「電気を消した中で見える光はとても幻想的できれいですね」と話していた。
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◆主催 ネイティブライフ小笠原
◆呼びかけ人 金子隆 松原邦夫 吉井信秋 那須直也 横山康子
市野雄一 清水良一
◆発電量の推移 【東京電力小笠原営業所調べ】
午後8:00〜10:00の発電量
平成15年6月21日・・・・7040KW
平成16年6月21日・・・・6470KW
平成17年6月21日・・・・6315KW
平成18年6月21日・・・・5752KW
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