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NEw (2008年6月15日 )    

  小笠原村主催 第12回目の「硫黄島訪島事業」

   戦没者追悼式 遺族ら194名が参加

     戦没者の冥福と平和を祈る

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 太平洋戦争で旧日本軍約2万人が戦死した硫黄島(東京都・小笠原村)で13日、戦没者追悼式が行なわれた。式典には、森下一男村長をはじめ村議会議員、旧硫黄島島民、戦没者遺族、硫黄島協会員、に加え、「平和教育」の一環として参加した小笠原村立小笠原・母島中学校生徒ら194名が上陸した。 

 同事業は、旧硫黄島島民慰霊施設(平和記念公園)に碑が建ったのをきっかけに小笠原村主催で平成9年に始まり、今回で12回目を迎えた。式典では、旧硫黄島島民、戦没者の兄弟や子、遺族らが慰霊碑に献花をし「水」を手向け戦没者の冥福と平和を祈った。

 この旅には、硫黄島上陸後、旧島民慰霊式を行い、森下村長をはじめ各会の代表者が挨拶を述べ、中学生による誓いの言葉が読み上げられた。その全てに共通する願いは、「戦没者の遺骨収集を早期完了させること」さらに「旧島民の早期帰島を許すこと」だった。

 小笠原諸島は今年で返還40周年を迎えたが、硫黄島にはいまだ家族の元に返らぬ遺骨が1万1000体以上ある。【本紙・七星浩也記者】  


◎  硫黄島の歴史・文化など調査

   7月に報告会 ----中学校生 

 小笠原中学校ニ年生は、この「平和教育」をも目的とした移動教室を実施するにあたり、本年5月から事前学習を開始した。ドキュメンタリーフィルムや映画「硫黄島からの手紙」を見た後、各自テーマを分担して、硫黄島の戦前、戦中、戦後の産業、生活、文化、動植物等を調査した。6月上旬に発表会を実施し、各自の調査報告を全員が共有するに至った。そして今回の移動教室で体得したことをさらにまとめあげ、7月に報告会を実施する予定だ。

 学校側のねらいは、生徒たちに、硫黄島での悲惨な歴史を忘れてはならないこと、それを後世に伝える全国を代表する中学生となる精神を醸成することである。

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