二見湾内にに巨大サメが回遊
見学者もビックリ!?…小笠原村
小笠原村父島の扇浦海岸で29日夕刻、大きな背ビレを海面に見せながら遊泳している10数頭のサメが目撃された。回遊していたのは、頭部が丁字形のアカシュモクザメやメジロサメなど12〜15匹が集まっていた。
目撃者らによると、目測ではあったが体長は最大3・2メートル、重さ約100キロ位のサメだったという。毎年メスの産卵時期に二見港湾内には、食欲旺盛なサメが多く集まるという。島内外の見学者20〜30人や、地元の人たちらが興味深そうに見物していた。
地元島民によると、「境浦の沈船や扇浦付近で産卵のために回遊するサメをよく目撃する。今年は特に多い」という。サメの産卵は父島の6月ごろから本格化する。
【写真上=【扇浦海岸で目撃されたサメの背ビレ)2010.6.29】