中日新聞(地域ニュース)岐阜版で23日、
「小笠原バナナ」が取り上げられて紹介された。このバナナは地元では別名「モンキーバナナ」と呼ばれ島民や観光客らに喜ばれ、お土産や贈り物として珍重されている。
小笠原は年間平均気温23度と気候に恵まれ、小笠原バナナでは
ハウス栽培など不要で、農家では、ほとんどが露地栽培されている。一部では野生化している。
小笠原村では、「小笠原レモン」「パッション・フルーツ」や「マンゴ」「パパイヤ」なども人気が有り、生産・販売している。このほか
、「小笠原レモンカード」「パッションジャム」など加工品なども人気商品となっている。
【
【2010年7月24日岐阜新聞】から
中日新聞の記事によると、「温泉熱を利用して南国の果物のハウス栽培に取り組む農業生産法人フルージック(高山市/奥飛騨温泉郷栃尾)は23日、新たに手掛けた小笠原バナナを収穫した。特徴である濃厚な甘みのある小笠原バナナができ、来年から本格的に栽培し販売していく予定。
小笠原バナナは、小笠原諸島や沖縄などが原産。長さ12センチ程度と小ぶりながら、濃厚で甘みがある。ハウス内は冬場でも室温20度以上になることから、苗木5株を昨秋から試験的に栽培。実は木に付いたまま熟成させ、今回は約60本を収穫した。」また、「予想以上に果肉が甘く、濃厚な味。試験栽培は成功」と渡辺祥二社長(39)。この日は地元の栃尾保育園の園児も招いて振る舞い、園児は市販の小笠原バナナと食べ比べた。年長の内方花音さん(6つ)は「モチモチとした感じ。メロンみたいだった」と話してほおばっていた」と報道している。
写真右】−ハウス栽培で取れた小笠原バナナ