2011.7.4


父島の海水浴場3ヶ所給水停止に

    ダムの貯水量が50%を下回る小笠原村

日照りが続きダムの貯水量が50%を下回った小笠原村は4日. 小中学校のプールや定期船「おがさわら丸」(同船は東京湾の港で必要量だけタンクに水を補給している)への給水停止に続いて、島内にある主要な海水浴場3箇所(大村海岸・扇浦海岸・小港海岸)の休憩所にあるシャワー設備の給水を停止した。

今のところ島民生活に深刻な影響は出ていないが、村は広報紙や防災無線などで節水を呼び掛けている。依然として降雨量が少ない状態が続いて水不足が心配されている同村では1980年に渇水があり、集合住宅の夜間の給水を制限したことがある。今回の水不足は当時に匹敵するペースで、30年ぶり。少なくとも台風シーズンの七月以降までは水不足が続きそうだ。




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